logoワイシャツ・ドレスシャツ・ニットシャツ通販 - SHIRTSBAR

schoolシャツを楽しむ基礎知識

archive繊維製品品質表示

check表示記号の改正について

平成28年12月1日施行

WTO/TBT協定と国際整合化を目的として、家庭用品品質表示法に関連する繊維製品品質表示規定が改正されました。
改正以前のJIS L 0217 : 1995からJIS L 0001 : 2014として制定されました。

WTO
世界貿易機構(World Trade Organization)は、多角的貿易交渉の結果を実施する国際機関として1995年1月に発足しました。日本は発足と同時に加盟(WTO協定を批准)しています。
TBT

貿易の技術的障害に関する協定(The WTO Agreement on Technical Barriers to Trade)は1979年4月に国際協定として合意されたGATTスタンダードコードが、1995年1月にWTO協定に包含されたもので、概要は次の3つです。

  • 貿易相手国によって差別的に国内規格を適用してはならない。
  • 国内規格は、国家安全保障上の必要性など正当な理由が無い限り、国際貿易上の不必要な障害をもたらす目的で作られてはならない。
  • 国内規格は、気候上の理由など正当な理由が無い限り、国際規格を基礎として作成しなければならない。

check洗濯処理の記号

arrow_drop_down洗濯処理の記号
記号 洗濯処理
通常95℃ 液温は、95℃を限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
通常70℃ 液温は、70℃を限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
通常60℃ 液温は、60℃を限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
弱60℃ 液温は、60℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。
通常50℃ 液温は、50℃を限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
弱50℃ 液温は、50℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。
通常40℃ 液温は、40℃を限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
弱40℃ 液温は、40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。
非常に弱40℃ 液温は、40℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯処理ができる。
通常30℃ 液温は、30℃を限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
弱30℃ 液温は、30℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。
非常に弱30℃ 液温は、30℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯処理ができる。
手洗い 液温は、40℃を限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。
洗濯できない 洗濯処理はできない。
arrow_drop_down漂白処理の記号
記号 漂白処理
漂白できる 塩素系及び酸素系漂白剤による漂白処理ができる。
酸素系で漂白できる 酸素系漂白剤による漂白処理ができるが、塩素系漂白剤による漂白処理はできない。
漂白できない。 漂白処理はできない。
arrow_drop_downタンブル乾燥処理の記号
記号 タンブル乾燥処理
高温タンブル乾燥できる 洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。
高温乾燥:排気温度の上限は最高80℃
低温タンブル乾燥できる 洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。
低温乾燥:排気温度の上限は最高60℃
タンブル乾燥できない 洗濯処理後のタンブル乾燥処理はできない。
arrow_drop_down自然乾燥処理の記号
記号 自然乾燥処理
つり干し乾燥 つり干し乾燥がよい。
日陰でのつり干し乾燥 日陰でのつり干し乾燥がよい。
ぬれつり干し乾燥 ぬれつり干し乾燥がよい。
日陰でのぬれつり干し乾燥 日陰でのぬれつり干し乾燥がよい。
平干し乾燥 平干し乾燥がよい。
日陰での平干し乾燥 日陰での平干し乾燥がよい。
ぬれ平干し乾燥 ぬれ平干し乾燥がよい。
日陰でのぬれ平干し乾燥 日陰でのぬれ平干し乾燥がよい。
arrow_drop_downアイロン仕上げ処理の記号
記号 アイロン仕上げ処理
底面温度 200℃を限度 底面温度 200℃を限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
底面温度 150℃を限度 底面温度 150℃を限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
底面温度 110℃を限度 底面温度 110℃を限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
アイロンはできない アイロン仕上げ処理はできない。
arrow_drop_downドライクリーニング処理の記号
記号 ドライクリーニング処理
通常のドライクリーニング パークロロエチレン及び記号 Ⓕ の欄に規定の溶剤でのドライクリーニング処理ができる。
通常の処理
弱いドライクリーニング パークロロエチレン及び記号 Ⓕ の欄に規定の溶剤でのドライクリーニング処理ができる。
弱い処理
通常のドライクリーニング(石油系) 石油系溶剤(蒸留温度150℃~210℃、引火点38℃~)でのドライクリーニング処理ができる。
通常の処理
弱いドライクリーニング(石油系) 石油系溶剤(蒸留温度150℃~210℃、引火点38℃~)でのドライクリーニング処理ができる。
弱い処理
ドライクリーニングできない ドライクリーニング処理ができない。
arrow_drop_downウェットクリーニング処理の記号
記号 ウェットクリーニング処理
通常のウェットクリーニング ウエットクリーニング処理ができる。
通常の処理
弱いウェットクリーニング ウエットクリーニング処理ができる。
弱い処理
非常に弱いウェットクリーニング ウエットクリーニング処理ができる。
非常に弱い処理
ウェットクリーニングはできない。 ウエットクリーニングはできない。

check表示記号の対比表

arrow_drop_down洗濯の表示記号
【 JIS L 0217 】
現行の表示記号
【 JIS L 0001 】
改正後の表示記号
通常95℃ 通常95℃
該当なし 通常70℃
通常60℃ 通常60℃ 弱60℃
該当なし 通常50℃ 弱50℃
通常40℃ 弱40℃ 通常40℃ 弱40℃ 非常に弱40℃
弱30℃ 通常30℃ 弱30℃ 非常に弱30℃
手洗い 手洗い
洗濯できない 洗濯できない
arrow_drop_down漂白処理の表示記号
【 JIS L 0217 】
現行の表示記号
【 JIS L 0001 】
改正後の表示記号
エンソサラシ 漂白できる 酸素系で漂白できる
漂白できない 漂白できない
arrow_drop_downタンブル乾燥の表示記号
【 JIS L 0217 】
現行の表示記号
【 JIS L 0001 】
改正後の表示記号
該当なし 高温タンブル乾燥できる 低温タンブル乾燥できる タンブル乾燥できない
arrow_drop_down自然乾燥の表示記号
【 JIS L 0217 】
現行の表示記号
【 JIS L 0001 】
改正後の表示記号
つり干し 日陰のつり干し つり干し乾燥 日陰でのつり干し乾燥 ぬれつり干し乾燥 日陰でのぬれつり干し乾燥
平干し 日陰の平干し 平干し乾燥 日陰での平干し乾燥 ぬれ平干し乾燥 日陰でのぬれ平干し乾燥
arrow_drop_downアイロン掛けの表示記号
【 JIS L 0217 】
現行の表示記号
【 JIS L 0001 】
改正後の表示記号
アイロン高 アイロン中 アイロン低 底面温度 200℃を限度 底面温度 150℃を限度 底面温度 110℃を限度
アイロンできない アイロンはできない
arrow_drop_down商業クリーニングの表示記号
【 JIS L 0217 】
現行の表示記号
【 JIS L 0001 】
改正後の表示記号
ドライクリーニング 通常のドライクリーニング 弱いドライクリーニング
石油系ドライクリーニング 通常のドライクリーニング(石油系) 弱いドライクリーニング(石油系)
ドライクリーニングできない ドライクリーニングできない
該当なし 通常のウェットクリーニング 弱いウェットクリーニング 非常に弱いウェットクリーニング ウェットクリーニングはできない。
arrow_drop_down廃止になった表示記号
【 JIS L 0217 】
現行の表示記号
【 JIS L 0001 】
改正後の表示記号
手しぼり しぼってはいけない 該当なし